たまたまみの魚書店

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魚書店~医療ミステリーの美しき愛情~

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 小説を読む上で、登場人物の名前はかなり重要ですよね。ただこの名前にも作者のこだわりがあったりして、結構面白いですよね。

 こだわり抜いた名前はお話に雰囲気をもたらしてくれますが、同時に読みにくさが問題になってきてしまいませんか…?私だけでしょか…漢字はそれなりに読める方だと思っているのですが、珍しい名前が小説に出てくると何度も立ち止まってしまうんですよね。忘れた頃にフリガナを打ってくれる優しいものもありますが、そうでないときは携帯へ検索レッツゴーとなります。ちょっと悔しいですが…

 

「空洞淵 霧瑚」

「御巫 綺翠」

 

 読めなくはないけれど、実際にあるかと言われたら聞いたことのない名前ですよね。

今回は主人公がこちらの名前となっている、以前ご紹介した小説の2巻をお話ししたいと思います。

 

 

『幽世の薬剤師2』

 

 

 『紺野天龍』さんの『幽世の薬剤師』の続編となります。私1巻を書いた時は気づかなかったのですが、紺野天龍さん「現役の薬剤師」なのですね…

「幽世の薬剤師」に関しては続編が出たらすぐに買う!と決めていたので、書店に並べられているのを発見したら何も考えずにレジに並んでいました。そのため正直帯やあらすじなんかも何も見ずに購入し、そして私、読み終わるまでブックカバーを取らない事を決めごとにしている為、今初めて知りました…お恥ずかしい限りです。

 

「空洞淵 霧瑚」➡うろぶちきりこ

「御巫 綺翠」➡みかなぎきすい

 

 …確かにそう読めますが、名づけから『紺野天龍』さんのセンスの良さを感じますよね。そして、以前も熱弁させていただいたように、名前まで美しい…!もう何かがとは分からないけれどとにかく何か羨ましくなるほどに美しいのです

 *ちなみに幽世の薬剤師は最初にキャラクター紹介をしていただいているので、読み方を忘れてもすぐに確認しに行けます。

 

 「幽世(かくりょ)」は鬼や心霊などの「怪異」とい人が共存する異世界。そこに転生した漢方薬剤師の空洞淵霧瑚が、巫女である御巫綺翠とともに事件を解決していくという漢方×異世界×医療ミステリーとなっています。

 

 2巻では「神の子が宿る」という伝承のある村が主な舞台となっており、2人がここへ出向いたころにはかなり深刻な状況でした。そして、医療ミステリーの付属品としてついて来ていた「恋愛」についても進展が。

 

 この2人の愛情美しく慎ましく不器用に素直で、読んでいると心が浄化されるような心地になります。こんなにも進んで2人の行方が気になる小説は私の中で数少ないのです。それほどに美しいです。

 

 そして、ほんの少しの疑問を残して終了した2巻。まだまだお話は終わっていません。3巻についてもまた美しさを語らせてください。

 


 

最後まで読んでいただきありがとうございました!またのご来店お待ちしております!