魚書店~大人な響きの旅~
たまたまみの魚書店へようこそ。
皆さんは頻繁にコーヒーを飲みますか?引き立てのコーヒーは最高の香りをしていますよね。インスタントのコーヒーも開けてすぐはいい香りですが、やはり酸化してくると香りが落ちてしまいますよね。
私はコーヒーは好きなのですが、知識などは全くなくどの豆が良いのかとかアメリカンやブレンドなどの言葉はいまいちよくわかっていません。コーヒーや紅茶の知識を持っておくとお洒落だなぁ。なんて思いつつ飲む専門でまだ何も得られていない…というような感じです。
一人暮らしを始めた頃は「ミルを買って部屋をコーヒーの香りで満たしたい」なんて大人びたことを考えていましたが、いざ生活を初めて見るとそんな余裕はなく。部屋の治安を維持するので精いっぱいで優雅な暮らしをするには程遠い暮らしでしたね…
「ピーベリー」という豆を知っていますか?品種ではなく丸豆の事らしいのですが、1つのコーヒーの実の中に種子が1つしか入っていない丸い形のコーヒー豆の事のを言うそうです。お高いそうですよ…
今回はそんなコーヒー豆の名前の付いた小説をご紹介します。
『ホテル・ピーベリー』
こちらは『近藤史恵』さんの作品です。書店に行ったときに正面に売り出されていたので、ついつい手に取ってしまいましたね。
「このホテルの客はみんな、嘘をついている」
こんなうまい事を書かれたら読みたくなっちゃいますよね。「一気読み必死!」とまで謡われたらもう読むしかないですよ。
ハワイのホテルが舞台となっており、滞在している5人の日本人と従業員が主な登場人物です。あらすじや本の帯を読んだ感じ、最初はアガサクリスティーさんの『そして誰もいなくなった』を想像したのですが、すっかり騙されてしまいました。もちろんいい意味で。
この従業員の女性がちょうどよいキャラクターなんです。主張しすぎず慎ましすぎず。丁度良いのです。その効果なのか、大人の濃い小説なのにくどくなく、時には立ち止まりましたがサラサラと読めてしまいました。今もこの記録を書くために久しぶりに忘れている部分を読んでみたのですが、気づいたら読む予定の無かった部分にまで突入してしまっていました。
とにかく丁度いいのです。
なにか突出してこれがどう。という事は中々説明しにくいのですが、一通り読み終えた後に、ふっと小さく息を抜きたくなるような感じがしますね。
こちらのホテルは部屋数が少なく、長期滞在型で「リピーターお断り」なんです。主人公も3カ月の滞在の予定なのですが、長い時間少人数の中で暮らし、仲が良くなっているころに帰る。
なんてことになれば、リピーターお断りというのは少し寂しいですよね。
この小説の心の中にすっと入ってくる感じ。昔似たような雰囲気の物を読んだなぁ…と1つの本を思い出しました。またこちらもご紹介させていただきます。
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余談なのですが、私2年ほど前に唇が腫れてかゆくてしょうがない時期があったんです。原因がコーヒーとチョコレートの摂取だったらしく、食べるのを禁止されていました。大好きな2つを止められ、どうにかコーヒーを感じようと色々考えたんです。
今は「コーヒーのディフューザー」というものがあるんですね。香りは本物と変わりないという事だったので購入しようかとも思っていたのですが、
「友達からコーヒーこぼしたの?と言われた」
という口コミを見て、迷った挙句保留にしましたね…リアルすぎてびっくりされるのかも?
すみません話がそれてしまって…少し大人な小説です!ぜひコーヒーを飲みながら読んでいただきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!またのご来店お待ちしております!