たまたまみの魚書店

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魚書店~美人と伏線の極限飽和~

たまたまみの魚書店へようこそ。

 

 

  皆さんは好きな女優さんなどいらっしゃいますか?私は「橋本環奈」さんが凄く好きで、一時期携帯の待ち受け画面などにもしていましたね。「奇跡の一枚」の写真でかなり有名となりましたが、私的にはすべての写真が「奇跡の一枚」のように見えるのですが…いかがでしょう?

 

 私が彼女を好む理由として、あれだけ整った美しい容姿をしていながらも「中身がおじさん」という凄まじいギャップがあげられます。ハスキーボイスも相まってなのだと思いますが、大のビール好きだったり爽快な癖のある笑い方。すべてがギャップで面白くてかわいらしいのです。

 

 人それぞれ好みの顔や憧れなどはあるかと思うのですが「どの人が見ても美しい・カッコいい」と思われる人っているじゃないですか。小さいころはそんな人にあこがれを抱いていましたが、その人たちはその人たちで「悩み」があるようです…

 

 今回ご紹介する小説は、まさにそんな悩みが頂点に達したお話です。

 

 

『逆転美人』

 

 

 こちらは『藤崎翔』さんの作品です。大まかには、主人公がとてつもなく美人であるがゆえに壮絶な人生を送る羽目になったという事をひたすら語る。というようなものです。

 小説自体が主人公の日記のようになっており、幼少期から美貌が原因で引き起こされた不幸を綴っています。そして、ある事件をきっかけに『逆転美人』、この小説(手記)を出版したという事になっています。

 

 「紙の本でしかできない超絶トリックで大バズり!」

 

 という風に紹介されていました。正直読んでいる最中はどこがどう紙でなければいけないのか分かりませんでした。ただ最後まで読んでみてまぁこれびっくり。トリックについては理解しましたが、そのトリックをまだ見つけられないという超絶難度の高い仕掛けでした。これは確かに、紙にしかできない神業です。

 

 伏線とトリックの飽和状態。1冊の本の中にいくつ細工を出してくるんだといいため息がつきません。

 「飽和状態」トリックの種明かしが本当に最後の最後にしか出てこないので今にも伏線があふれ出しそうな程「極限飽和」という表現そのままを現したかのような小説でした…

 

 というよりも…

 

「ここが伏線回収だ!」

 

 と思っていたところがまた伏線だった…の繰り返しで、ずっと裏切られ続けるという…ミステリーで読んでいてこんなに苦しくなることは初めてだったかもしれないです(もちろんいい意味)。

 

「逆転の仕方もインパクトも凄いが、そこまでの『フリの技術』もヤバい!」

 

 という風に帯に書かれていましたが、本当にその通りですね。今まで見たことない結末を見させてもらいました。

 

 逆転シリーズという事で『逆転泥棒』という作品も出されています。が…私はもう少ししてから読もうかなぁ、今はいいかな…と思っています。読みたい本を読み切ったら手を出そうかな。と。

 

 面白い事には変わりないのでいつかは必ず読もうと思っているので、またご紹介させてください。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました!またのご来店お待ちしております!