魚書店~本気のネタバレ禁止~
たまたまみの魚書店へようこそ。
漫画・アニメ・ドラマ・映画。すべてにおいてネタバレが大嫌いな人は多いと思います。確かに結末を知ってしまうとそこに向けて買ったに意識を持っていこうとしてしまうので、面白みやスリルが半減してしまう感じはしますよね。
でも私は、どちらかというとネタバレしてほしい派なんです。ハラハラしたり焦らされるのを嫌ってしまう性格なので、「最後聞きたい?」と聞かれると頷いてしまうんですよね…
小説に関しては、先走りしないように気を付けてはいます。結末を聞いてしまってそこから先を読まなくなることを防ぐためですが、その代わりにすっごい駆け足で読み切ってからもう一度読み直す。という事をよくしています。
今回ご紹介する小説は、この私の苦手要素をすべて詰め込んだとんでもない作品でした。もちろんいい意味で。
『隻眼の少女』
こちらは『麻耶雄嵩』さんの作品です。「貴族探偵」が月9ドラマ化された有名作家さんですね。この小説を選んだポイントは珍しく「表紙」ではなく、表紙に書いてある紹介文でした。
「ここまで恐ろしいヒロインは他に存在しない。そう思えてしまうほどの衝撃。ネタバレ厳禁。驚愕のミステリー」
…こんなこと言われたら、読むしかないじゃないですか?ネタバレ厳禁なので、今回はほ私の感想がほとんどとなってしまいますがご了承ください。
500ページに及ぶミステリー。とんでもない伏線の量です。先ほど言ったように私はハラハラしたり焦らされるのが苦手なので、実を言うとこの小説…
…100ページ弱読んでから1カ月程放置してしまっていました。
伏線を回収するまでの道のりが長いことに疲れてしまい諦めてしまっていましたが、ある時家のまだ読んでいない本の在庫が切れてしまって、「…読んでおこうかな」と軽く初めの方に目を通してから続きを読み始めました。
…まぁ面白い。
私はどうして今までこんなに面白い本を放置していたのかと疑問に思うくらいミステリー中のミステリーで最高でした。複雑なのに難しい表現が少なく、非常に読みやすいです。
特に300ページ以降は急展開が多く、
「げっ…」
「うわぁ…」
「はっ、」
「えぇ…」
ずっとこんな感じでした。日本推理作家協会賞と本格ミステリー大賞をダブル受賞しただけあって、かなりの読みごたえと満足感でした。
あとこれは本の内容に関係ないのですが、一つ驚いたことが…書店で見かけたときは隻眼の少女のイラストと紹介分の書かれた表紙で売り出されていました。が、読み終えた後本棚を整理している時にふと、表紙の下から文字が透けているのを見つけたのです。カバーを1枚めくると、隻眼の少女の写真の表紙が出て来たのです。
雰囲気が違いすぎて思わず驚きの声を上げたのですが…これって大体写真の方が上にされるものではないのですかね?私が見て来たものがそうなだけだったのですかね?でも、多分私はイラストの方が興味を惹かれていたな…なんて思ったり。
あ、それだけです。
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ちなみに表紙の違いはこんな感じでした。皆さんならどちらの方が目を引きますか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!またのご来店お待ちしております!